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ReefSense 温度プローブ
はじめに
ReefSense 温度プローブ は、ReefControl Power または ReefControl Pro/Liteで水温を高精度に連続監視できます。また、測定した水温に応じて、接続された機器を自動でON/OFF制御することも可能です。
ReefSense温度プローブは、ReefControl Power と ReefControl Pro/Lite の両方に直接接続できる唯一の ReefSense プローブです。ReefControl Power に接続すると、ReefControl Pro/Lite がなくとも、加温機、クーラー、冷却ファンを水温に基づいて制御できます。ReefControl Pro/Lite に接続すると、他のプローブやセンサーと同様に、12 VDC ポートを制御できます。また、ReefControl Powerも接続されている場合は、ACソケットの制御も可能です。
どちらの場合も、水槽の水温はリーフビートアプリにリアルタイムで表示され、30日間のログの記録や通知機能を利用できます。このマニュアルでは、ReefControl Power または ReefControl Pro/Lite が既にセットアップされ、アプリで稼働していることを前提としています。まだの場合は、まずそれを専用マニュアルに従ってセットアップしてから、ここに戻って 温度プローブ を追加してください。
リーフアクアリウムの水温
安定した水温を維持することは、リーフアクアリウムにおいて最も重要な管理項目の一つです。サンゴ、魚類、無脊椎動物は比較的安定した環境に適応しており、多くのリーフアクアリウムでは24~27℃程度で管理されています。他のパラメーターと同様に、重要なのは数値そのものよりも安定性です。生体にストレスを与えるのは、特定の水温ではなく、水温が急激に変化することです。
温度プローブは水槽内に常設され、水温を24時間継続して監視します。そのため、水温の変化傾向や急激な変化をリアルタイムで把握できます。また、ReefControl Powerを介して加温機、クーラー、または冷却ファンと組み合わせることで、測定した水温に応じてそれら機器を自動制御できます。これにより、ユーザーが操作しなくても、水温を設定した範囲内に維持することができます。
同梱物
• ReefSense 温度プローブ – R35825
ReefSense シングルプローブホルダー(R35837) は、水槽またはサンプ内にプローブを配置するためのオプションアクセサリーです。
設置と配置
温度プローブは、プローブホルダーを使用して、水槽またはサンプ内の水流が安定している場所に設置し、先端が常に完全に水中に浸かっているようにしてください。プローブの設置には、別売のReefSenseシングルプローブホルダー(R35837)をご利用いただけます。
ReefControl Power を使用する場合
1. プローブのコードを ReefControl Power の データポートに接続してください。コントロールパネルをお持ちの場合は、コントロールパネル のデータポート に接続してください。
2. プローブ先端の周囲に十分な水流がある場所に設置してください。
3. 水がケーブルを伝ってコネクターに流れ込まないように、ケーブルをドリップループ状に配置してください。
注:
データポートには、一度に接続できる機器は1台のみです。接続できるのは、温度プローブ、Control Panel、またはReefControl Pro/Liteのいずれかです。Control Panel または ReefControl Pro/Lite が既に ReefControl Powerのデータポートを使用している場合は、温度プローブをControl Panelのデータポートに接続してください。また、ReefControl Pro/Liteが接続されている場合は、温度プローブをReefControl Pro/Liteに接続して設定してください。
ReefControl Pro/Lite を使用する場合
1. プローブを ReefControl Pro/Lite の ReefSense ポートコネクターケーブル に接続し、固定ナットを最後までしっかり締め込んでください。これにより、安定した防水接続を確保できます。
2. プローブの先端の周囲に十分な水流がある場所に設置してください。
3. 水がケーブルを伝ってコネクターに流れ込まないように、ケーブルをドリップループ状に配置してください。

リーフビートアプリでのプローブの追加
ReefControl Powerに直接 接続する場合:プローブをデータポートに接続した状態で、リーフビートアプリで ReefControl Power を開いてください。温度が独立した項目として表示され、プローブ名の設定、許容範囲の設定、および各種オプションの設定を行うことができます。尚、温度プローブの新しいファームウェアが利用可能な場合は、アプリがBluetooth経由でアップデートを実行します。アップデート中は、スマートフォンをプローブから約3m以内に保ち、完了するまでアプリを閉じないでください。
ReefControl Pro/Liteに接続する場合: アプリで ReefControl Pro/Lite を開き、プローブのセットアップ を選択してから、温度を選択してください。アプリが検出したプローブを確認し、ファームウェアのアップデートが表示された場合は実行してください(アップデートはBluetooth経由で行われるため、スマートフォンをプローブから約3m以内に保ってください)。アップデート完了後、プローブ名と許容範囲を設定してください。
注:
同じ ReefControl Pro/Lite に複数の 温度プローブ を追加できます。その場合は、一度に1本ずつ 接続してセットアップしてください。セットアップ前に複数の新しいプローブを同時に接続すると、コントローラーはそのうちの1本をランダムに選択するため、シリアル番号を確認してどれがどれかを判別する必要があります。
注:
温度の表示単位は水槽容量の設定単位に従います。容量がリットルで設定されている場合は ℃、ガロンで設定されている場合は °F となります。
温度範囲、ログ、通知
プローブについて、お使いの水槽にとっての「正常」をコントローラーに伝える2つの範囲を設定します。推奨 範囲(緑、目標値)と 許容 範囲(オレンジ、目標から外れつつある状態)です。許容範囲を超えるものはすべて自動的に 危険範囲(赤)となり、これはご自身で設定するものではありません。測定値はこれらの範囲に対してホーム画面およびグラフに表示され、危険範囲に入ったとき(および正常に戻ったとき)に通知を受け取るよう選択できます。
ReefControl Pro/Lite では、プローブの音声アラームをONにすることもできます。その場合、温度が許容範囲外になるたびにアラームが鳴り、マニュアルコントロールボタンを短く押すことで消音できます。
その他の機能として、手動測定による現在の温度の確認や、最低・最高・平均水温を記録したグラフおよび30日間のログを利用できます。また、これらのログはCSVファイルとしてエクスポートすることも可能です。
温度調整
温度プローブは製造時に高精度で校正されているため、通常は校正を行う必要はありません。水槽で使用している他の温度計との間にわずかな測定値の差がある場合は、「温度調節」機能を使用して表示値を合わせることができます。基準となる温度計の測定値を入力すると、アプリが補正値(オフセット)を自動的に計算して適用します。
「デフォルトにリセット」を選択すると、補正値が削除され、温度プローブは工場出荷時の校正状態に戻ります。
温度測定値で機器を制御する
温度プローブの測定値を利用して、接続された機器を自動でON/OFF制御できます。最も一般的な用途は、加温機、クーラー、または冷却ファンの制御です。注:日本国内ではヒーターのReefControl Powerへの接続は推奨されていません。
ReefControl Power で使用する場合(ReefControl Pro/Lite は不要):温度プローブをデータポートに接続したら、対象のソケットを温度プローブによるセンサー制御に設定し、動作条件を指定します。例えば、設定温度を超えたら冷却ファンをONにしたり、水温が高くなりすぎた場合に加温機をOFFにしたりすることができます。各ソケットには 温度プローブが切断された場合に適用されるフォールバック状態(常時ONまたは常時OFF)を設定できます。これにより、万一プローブとの接続が失われても、接続された機器は安全な状態で動作します。この温度制御機能は、ホームネットワークに接続していないダイレクトモードでも利用できます。
ReefControl Pro/Lite で使用する場合: 温度プローブの測定値を利用して、ReefControl Pro/Liteの12V DCポートを自動制御できます。また、ReefControl Powerと組み合わせて使用している場合は、ReefControl PowerのACソケットも自動制御できます。
しきい値の付近で機器が頻繁にON/OFFを繰り返さないように、ヒステリシス(動作幅)を設定できます。プローブを ReefControl Power に直接接続している場合は、温度プローブで制御するすべてのソケットに対して共通のヒステリシスが適用されます。一方、ReefControl Pro/Lite を介している場合は、ソケットごとに任意のヒステリシスを設定できます。ヒステリシスはリーフビートアプリで設定します(ソケットまたはポートを温度プローブに割り当てる方法については、ReefControl PowerまたはReefControl Pro/Liteの取扱説明書を参照してください)。
リモートモード
温度プローブはReefControl Power または ReefControl Pro/Lite から取り外しても、 Bluetooth 経由で使用できます。水槽以外の場所で手軽にスポット測定を行いたい場合に便利です。
1. リーフビートアプリで温度プローブの「リモートプローブ」をONにしてください。
2. プローブをデータポート(または ReefControl Pro/Lite の ReefSense ポート)から取り外してください。
3. プローブに ReefSense USB-C コネクター(R35838、別売)を接続し、任意の USB-C 電源に差し込んで給電してください。
4. スマートフォンまたはタブレットの Bluetooth をONにした状態で、アプリで 「接続」 をタップして Bluetooth(BLE)接続を開始してください。アプリにはすぐに手動測定値が表示されます。
測定が終わったら、温度プローブを元の設置場所に戻し、約30秒待ってからアプリでリモートモードを終了してください。これにより、一時的な測定値がログに記録されるのを防ぐことができます。
ファームウェアアップデート
リーフビートアプリは、温度プローブ のファームウェア更新が利用可能になると随時通知します。ファームウェアを最新の状態に保つことで、アプリとの互換性が維持されます。ファームウェア更新は Bluetooth 経由で行われます。プローブは ReefControl Power または ReefControl Pro/Lite に接続され、リモートモードでない状態である必要があります(スマートフォンの設定で Bluetooth が有効になっていることを確認してください)。更新を実行する際は、スマートフォンをプローブから約 3m以内に保ち、更新中はアプリを開いたままにしてください。
温度プローブを ReefControl Power から ReefControl Pro/Lite へ移す
温度プローブ を ReefControl Powerに直接接続して使用していた場合でも、後からReefControl Pro/Liteへ移行できます。移行は、以下の3つの手順で行います。
1. リーフビートアプリで、ReefControl Powerからプローブを削除 してください。
2. プローブをReefControl Powerのデータポートから取り外し、ReefControl Pro/Lite の ReefSenseポートに接続してください。
3. リーフビートアプリで、温度プローブをReefControl Pro/Liteに追加し直してください。詳しくは、 「リーフビートアプリへの温度プローブの追加」を参照してください。
ReefControl Pro/LiteからReefControl Powerへ戻す場合も、手順は同様です。ReefControl Pro/Liteから温度プローブを削除し、ReefControl Powerのデータポートに接続した後、ReefControl Powerに温度プローブを再度追加してください。
メンテナンス
温度プローブは耐久性が高く、消耗品ではありませんが、常に清潔な状態に保つことで最適な測定精度を維持できます。
日常のお手入れ: 温度プローブをRO水で洗い流し、付着した塩分や汚れの膜を取り除いてください。通常のすすぎ洗いを行った後は、そのまま再び使用できます。
頑固な汚れの除去: 有機質の被膜やミネラル沈着物が蓄積した場合は、2段階に分けて清掃してください。各工程の間、および清掃後は、その都度RO水で十分にすすいでください;
1. まず有機物を除去 します。希釈した無香料の家庭用漂白剤溶液(漂白剤1:RO 水10)を使用します。先端を2~5分間浸け置きしてから、RO 水で十分にすすいでください。
2. 次にミネラル沈着物を除去 します。弱酸性であるレッドシーのプローブ用洗浄液(R35855)を RO 水で1:10に希釈して使用します。2~5分間浸け置きしてから、RO 水で十分にすすいでください。
警告:
漂白剤と酸性洗浄液を決して混ぜないでください。これらを混合すると有毒な塩素ガスが発生します。2段階の間にプローブを RO 水で十分にすすぎ、両方に同時に浸けることは決してせず、家庭用漂白剤は注意して取り扱ってください。
ヒント:
プローブを水から取り出す前に(例えば清掃のため)、水外の測定値が記録されないように、設定で 「プローブの無効化」 をONにしてください。プローブが無効になっている間、そのプローブによって制御されているポートまたはソケットはフォールバック状態に切り替わることにご注意ください。
製品保証
注:
ReefSense 温度プローブには、レッドシー標準保証(12か月保証)が適用されます。