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レッドシーソルトからパーフェクトに海水を作る方法
Red Sea Salts | Making the switch
人工海水をパーフェクトに作成したい皆様、このヒント&コツのブログでは、よくある問題や誤解を取り上げながら、常に一定品質の完璧な人工海水を作成する方法について、実践的なアドバイスを提供します:
水換えの量と頻度は?
水質が不必要に変動するのを避けるため、1週間に1回、10%の水換えを行うことをお勧めします。水換えの頻度を少なくしたい場合でも、一度に30%を超えないようにすることをお勧めします。
RO水の使用は必須ですか?
一言で言えば、「はい」です。
水道水には(サンゴに有害な)何かが含まれている可能性もあるからです。
ソルトの溶解に適した温度は?
レッドシーソルトやコーラルプロソルトを溶かすときに使う水の水温は、20℃以下としてください。溶解水が透明になったら、不必要な温度変化を避けるため攪拌を止め、水槽用ヒーターを使って水槽と同じ温度まで上げてご使用ください。
ソルトの溶解はソルトと水、どちらを先に投入?
ソルトは必ず水を溜めた後に加えます。塩分濃度が上がり過ぎないように投入量に注意してください!
溶解時間は?
水中ポンプを使用し、ソルトの粒が全て溶け終えるまで混ぜ合わせれば十分です。2時間以上攪拌したり、エアレーションをしたりしないでください。これらは不必要な沈殿を引き起こします。
塩分濃度はどのようにチェックするの?
レッドシーのシーウォーターリフレクトメーターなど、海水専用の塩分計の使用をお勧めします。屈折計を使用する際には、必ず直前に校正を行ってください。また、海水を作る度に同じ濃度を再現し易いため、容量マーク付きの溶解容器とソルト用の計量カップを用意することをお勧めします。
塩分濃度はいつチェックするの?
目安としては、新しく作った海水は水槽に入れる前に塩分濃度をチェックしてください。必要であれば、ソルトや水を少し足しながら塩分濃度を調整してください。念のため、新しい海水を加える前に、水槽の塩分濃度もチェックしておきましょう。
人工海水の保管
レッドシーのソルトで海水を前もって作っておく場合は、自然蒸発を防ぐために密閉容器に入れ、周囲温度が摂氏25度以下の暗い場所に保管してください。この条件下で、溶解水は7日間ほど保存できます。但し、コーラルプロソルトは12時間以上保存すると、沈殿してカルシウムとアルカリ度が低下するので、使用直前に作ることを強くお勧めします。
ソルトの保管
湿度による固形化を防ぐため、ソルトは必ずレッドシーのバケツのような密閉容器に入れて保管してください。
避けるべきこと
高い水温での溶解や長い溶解時間、ソルトの入れ過ぎは避けてください。これらは、水の白濁化の原因となります。但し、この白い粒子は炭酸カルシウムが沈殿したもので、ナチュラルな生成物です。美的な理由から取り除くことはできますが、魚やサンゴに害を与えることもなく、水質パラメーターに与える影響は軽微なのでそのまま使用できます。
Dr. Sharon Ram
Red Sea’s Chief scientist