Loading
安全、
サクセスフル
シンプル、安全、サクセスフル
新しいコンプリートリーフケアは、リーフ水槽で定期的に消費される36種類の主要元素、中間元素、微量元素(アルカリ成分を含む)のすべてを補充することで、理想的なサンゴの成長と発色を実現する4液構成のプログラムです。このコンプリートリーフケアでは、
4本のボトルで添加
週一回のカルシウム測定
これだけで完了です。
朗報です!
リフジウムが無く、7液構成のファンデーション&トレースカラーズの添加剤をご使用中の方は、直ちに4液構成のコンプリートリーフケアに問題なく移行することができます。
リフジウムを使用しているリーフシステムの場合は、従来の7液構成のファンデーション&トレースカラーズの使用をお勧めします。この7液構成のプログラムは、各成分の正確な補充を可能とし、サンゴとリフジウムの両方の条件に対応しています。
安全、
サクセスフル
シンプル、安全、サクセスフル
新しいコンプリートリーフケアは、リーフ水槽で定期的に消費される36種類の主要元素、中間元素、微量元素(アルカリ成分を含む)のすべてを補充することで、理想的なサンゴの成長と発色を実現する4液構成のプログラムです。このコンプリートリーフケアでは、
4本のボトルで添加
週一回のカルシウム測定
これだけで完了です。
朗報です!
リフジウムが無く、7液構成のファンデーション&トレースカラーズの添加剤をご使用中の方は、直ちに4液構成のコンプリートリーフケアに問題なく移行することができます。
リフジウムを使用しているリーフシステムの場合は、従来の7液構成のファンデーション&トレースカラーズの使用をお勧めします。この7液構成のプログラムは、各成分の正確な補充を可能とし、サンゴとリフジウムの両方の条件に対応しています。
安全、
サクセスフル
シンプル、安全、サクセスフル
新しいコンプリートリーフケアは、リーフ水槽で定期的に消費される36種類の主要元素、中間元素、微量元素(アルカリ成分を含む)のすべてを補充することで、理想的なサンゴの成長と発色を実現する4液構成のプログラムです。このコンプリートリーフケアでは、
4本のボトルで添加
週一回のカルシウム測定
これだけで完了です。
朗報です!
リフジウムが無く、7液構成のファンデーション&トレースカラーズの添加剤をご使用中の方は、直ちに4液構成のコンプリートリーフケアに問題なく移行することができます。
リフジウムを使用しているリーフシステムの場合は、従来の7液構成のファンデーション&トレースカラーズの使用をお勧めします。この7液構成のプログラムは、各成分の正確な補充を可能とし、サンゴとリフジウムの両方の条件に対応しています。
固定比率
当社の長期的な研究により、リフジウムを使用しないリーフシステムでは、36種類の主要元素、中間元素、微量元素、さらにはアルカリ成分が比較的一定の比率で消費されることが明らかになりました。これにより、測定したカルシウムの消費量に応じて、すべての元素グループを適正に補充することが可能となります。
カルシウムによる投与
カルシウムはサンゴの成長にとって重要な指標であるため、4本の添加剤からなるこのプログラムは、毎週1回のカルシウム測定を中心とし、それによって4つの添加剤すべての投与量を決めることができます。
カルシウムによる投与
カルシウムはサンゴの成長にとって重要な指標であるため、4本の添加剤からなるこのプログラムは、毎週1回のカルシウム測定を中心とし、それによって4つの添加剤すべての投与量を決めることができます。
どのように添加するか:
4本の添加剤は、各投与量に合わせた比率で配合されています。
つまり、カルシウムを含むパート1の投与量が5mlなら、パート2は10ml、パート3と4は共に2.5mlとなります。
最初は推奨とする投与量から始め、時間の経過に伴うカルシウム消費量の変化に応じて投与量を調整するだけです。
4本の添加剤をReefDoseに繋ぐと、添加剤投与が驚くほど簡単に行えます。しかも、パート1の1日の投与量を調整すると、ReefDoseがパート2から4の投与量を自動的に調整してくれます!
しかも、4本の添加剤は投与する比率に合わせた容量となっていますので、4本を同時に使い終えることができ、交換の際にも大変便利です。
どのように添加するか:
4本の添加剤は、各投与量に合わせた比率で配合されています。
つまり、カルシウムを含むパート1の投与量が5mlなら、パート2は10ml、パート3と4は共に2.5mlとなります。
最初は推奨とする投与量から始め、時間の経過に伴うカルシウム消費量の変化に応じて投与量を調整するだけです。
4本の添加剤をReefDoseに繋ぐと、添加剤投与が驚くほど簡単に行えます。しかも、パート1の1日の投与量を調整すると、ReefDoseがパート2から4の投与量を自動的に調整してくれます!
しかも、4本の添加剤は投与する比率に合わせた容量となっていますので、4本を同時に使い終えることができ、交換の際にも大変便利です。
どのように添加するか:
4本の添加剤は、各投与量に合わせた比率で配合されています。
つまり、カルシウムを含むパート1の投与量が5mlなら、パート2は10ml、パート3と4は共に2.5mlとなります。
最初は推奨とする投与量から始め、時間の経過に伴うカルシウム消費量の変化に応じて投与量を調整するだけです。
4本の添加剤をReefDoseに繋ぐと、添加剤投与が驚くほど簡単に行えます。しかも、パート1の1日の投与量を調整すると、ReefDoseがパート2から4の投与量を自動的に調整してくれます!
しかも、4本の添加剤は投与する比率に合わせた容量となっていますので、4本を同時に使い終えることができ、交換の際にも大変便利です。
1日の推奨
添加量
マニュア
ルドース
ドーシン
グデータ
添加剤残量
モニター
投与量
計算機
カルシウ
ムログ
水槽のタイプ、リーフキーピングの目標、水量に基づき、4本すべての添加剤の1日の推奨初期投与量を自動的に設定します。
パート1の投与量に応じて、他のパートすべてに正しい比率に調整された投与量を自動的に設定します。
過去30日間の1時間あたりに投与されたすべての投与量の詳細な記録となります。
ReefBeatから入手可能な30日を超える投与履歴を保存したい場合は、ログのコピーをエクスポートしてください。
ボトル内の添加剤の残量を管理し、4本の添加剤すべての交換時期をお知らせします。
カルシウムと他のすべての元素の望ましいレベルを維持するために必要な、調整のための手動投与量や新しい1日の投与量を計算し提示します。
カルシウムのテスト結果を記録しておくと、投与量計算機がすべての元素の望ましいレベルを維持するための提案を行うことができます。
1日の推奨
添加量
マニュア
ルドース
ドーシン
グデータ
添加剤残量
モニター
投与量計
算機
カルシウ
ムログ
水槽のタイプ、リーフキーピングの目標、水量に基づき、4本すべての添加剤の1日の推奨初期投与量を自動的に設定します。
パート1の投与量に応じて、他のパートすべてに正しい比率に調整された投与量を自動的に設定します。
過去30日間の1時間あたりに投与されたすべての投与量の詳細な記録となります。
ReefBeatから入手可能な30日を超える投与履歴を保存したい場合は、ログのコピーをエクスポートしてください。
ボトル内の添加剤の残量を管理し、4本の添加剤すべての交換時期をお知らせします。
カルシウムと他のすべての元素の望ましいレベルを維持するために必要な、調整のための手動投与量や新しい1日の投与量を計算し提示します。
カルシウムのテスト結果を記録しておくと、投与量計算機がすべての元素の望ましいレベルを維持するための提案を行うことができます。
1日の推奨
添加量
マニュア
ルドース
ドーシン
グデータ
添加剤残量
モニター
投与量
計算機
カルシウ
ムログ
水槽のタイプ、リーフキーピングの目標、水量に基づき、4本すべての添加剤の1日の推奨初期投与量を自動的に設定します。
パート1の投与量に応じて、他のパートすべてに正しい比率に調整された投与量を自動的に設定します。
過去30日間の1時間あたりに投与されたすべての投与量の詳細な記録となります。
ReefBeatから入手可能な30日を超える投与履歴を保存したい場合は、ログのコピーをエクスポートしてください。
ボトル内の添加剤の残量を管理し、4本の添加剤すべての交換時期をお知らせします。
カルシウムと他のすべての元素の望ましいレベルを維持するために必要な、調整のための手動投与量や新しい1日の投与量を計算し提示します。
カルシウムのテスト結果を記録しておくと、投与量計算機がすべての元素の望ましいレベルを維持するための提案を行うことができます。
コンプリートリーフケアのパッケージ
小型のミックスドリーフ水槽から大型のSPSドミナント水槽まで、どのようなシステムにも対応できる3つのサイズを展開しています。
スモールパック
150Lのミックス
ドリーフに最適
約3か月分
パート1 – 0.5L
カルシウム&マグネシウム+
パート2 – 1L
KH/アルカリニティ
&pHスタビライザー
パート3 – 0.25L
アイオディン&ポタシウム+
パート4 – 0.25L
アイアン&バイオア
クティブエレメンツ
ミディアムパック
300Lのミックス
ドリーフに最適
約3か月分
パート1 – 1L
カルシウム&マグネシウム+
パート2 – 2L
KH/アルカリニティ
&pHスタビライザー
パート3 – 0.5L
アイオディン&ポタシウム+
パート4 – 0.5L
アイアン&バイオア
クティブエレメンツ
ラージパック
600Lのミックス
ドリーフに最適
約3か月分
パート1 – 2L
カルシウム&マグネシウム+
パート2 – 4L
KH/アルカリニティ
&pHスタビライザー
パート3 – 1L
アイオディン&ポタシウム+
パート4 – 1L
アイアン&バイオア
クティブエレメンツ
スモールパック
ミディアムパック
ラージパック
スモールパック
150Lのミックス
ドリーフに最適
約3か月分
パート1 – 0.5L
カルシウム&マグネシウム+
パート2 – 1L
KH/アルカリニティ
&pHスタビライザー
パート3 – 0.25L
アイオディン&ポタシウム+
パート4 – 0.25L
アイアン&バイオア
クティブエレメンツ
ミディアムパック
300Lのミックス
ドリーフに最適
約3か月分
パート1 – 1L
カルシウム&マグネシウム+
パート2 – 2L
KH/アルカリニティ
&pHスタビライザー
パート3 – 0.5L
アイオディン&ポタシウム+
パート4 – 0.5L
アイアン&バイオア
クティブエレメンツ
ラージパック
600Lのミックス
ドリーフに最適
約3か月分
パート1 – 2L
カルシウム&マグネシウム+
パート2 – 4L
KH/アルカリニティ
&pHスタビライザー
パート3 – 1L
アイオディン&ポタシウム+
パート4 – 1L
アイアン&バイオア
クティブエレメンツ
百聞は一見にしかず
コンプリートリ
ーフケアの説明
サンゴの成長
&発色
引き上げられ
た基礎成分
カルシウムによ
る添加の説明
コンプリートリーフケアの説明
コンプリートリーフケアは、サンゴの成長と発色を促進するシンプルかつ包括的な4本の添加剤のプログラムです。週1回のカルシウム測定を基に、4本それぞれの投与量を決めることができます。
コーラルリーフアクアリウムの成功の鍵は、サンゴが必要とする安定した環境を実現するための適切な水質パラメーターを維持することです。これは、レッドシーソルトやコーラルプロソルトなどのバランスの良い人工海水を使いながら、水中のイオンバランスを崩すことなく長期的に使用できるように配合された、完全でバランスの取れた添加剤を投与することで実現することができます。
レッドシーの4液構成のコンプリートリーフケアは、リーフアクアリウムにおけるSPS、LPS、ソフトコーラルの生理学的要求に関する長年の研究と共に、世界中の幾千もの多様なリーフタンクで使用された、従来の7液構成のリーフケアプログラムの経験と実績を基に開発されています。
当社の研究により、水槽内から定期的に消費され、サンゴの成長や発色、およびリーフ環境での他の生物学的活動に積極的な役割を持つ 36種の主要元素、中間元素、および微量元素があることが分かりました。リフジウムのないリーフシステムでは、サンゴの成長が水質組成に影響を与える最も中心的な生物学的プロセスであり、アルカリ成分を含むそれら36種類の元素が比較的一定の比率で消費されます。カルシウムはサンゴの成長にとって重要な指標であるため、カルシウムの消費量を測定することで、すべての元素をその比率に合わせて適正に補充することが可能となります。
コンプリートリーフケアは、36種類の主要元素、中間元素、微量元素を4つ添加剤に分け、製品の安定性と生物学的利用能を実現しています。
- パート1の含有物:カルシウム、マグネシウム、ストロンチウム、バリウム
- パート2の含有物:KH/アルカリニティ成分
- パート3の含有物:カリウム、ホウ素、ハロゲンのヨウ素、臭素、フッ素
- パート4の含有物:鉄、マンガン、コバルト、銅、アルミニウム、亜鉛、クロム、ニッケル、その他18種類のバイオアクティブエレメンツ
サンゴの成長&発色
自然の海水に含まれるすべての元素は、最適な水質パラメーターを実現する上で重要な役割を担っていますが、全体の安定性においてより重要な役割を担っている元素が幾つかあります。カルシウム(Ca)、マグネシウム(Mg)、重炭酸塩(HCO3)を含むそれらの元素はリーフ環境の基礎成分と言えます。この 3 つの基礎成分は、水質(pH の安定、アルカリ度、海水のイオン強度)やサンゴの生物学的プロセス(骨格形成、イオン交換、光合成)に大きな影響を与えます。
すべてのサンゴの骨格と軟部組織に存在する微量元素は、海洋生物の何千もの代謝プロセスにおける重要な生体触媒として知られており、また特定のサンゴ色素に直接関係しています。しかし、これらの元素の多くは、自然の海水に含まれるレベル以上の濃度になると有毒となるため、リーフアクアリウムの長期的な成功には、これらの元素を正しく投与することが重要となります。
サンゴの成長(骨格形成)は、サンゴが周囲の水からストロンチウムやバリウムと共に基礎元素を結合させ、サンゴの骨格を形成するプロセスです。サンゴは、水中の Ca イオンと CO3 イオンを結合させてアラゴナイト(CaCO3)を形成し、骨格の約 97% を作ります。残りの骨格は、その他の中間元素と微量元素で構成されています。
マグネシウムやストロンチウムのバランスが悪いと、カルサイトの割合が高くなり、骨格がもろくなることでダメージを受け易くなってしまします。サンゴの骨格を形成する基礎成分は、互いに補完し合っていますが、適切な割合で水中に含まれていないと、それぞれが健康なサンゴの成長を妨げる阻害要因となってしまいます。
サンゴが鮮やかに発色するのは色素(色素タンパク質)の生成によるもので、直射日光を浴びると人間の肌が日焼けして防御するように、サンゴの軟部組織のデリケートな内層を強い紫外線から守っています。色素は、生物化学的プロセスに必要な特定の元素が適切な濃度で存在する場合にのみ、サンゴの軟部組織で生成されます。私たちの研究では、ピンク、赤、緑、黄色、青、紫のサンゴの天然色素に直接関係する微量元素の4つのグループを特定しました。しかしながら、それらすべての元素は特定のサンゴの色に関係なく、すべてのミックスドリーフ水槽やSPS水槽に必要となります。
引き上げられた基礎成分
水中の基礎成分の濃度が高くなると、サンゴ体内での飽和状態が引き上げられ、アラゴナイトの形成が早くなり、このプロセスがより効率的になります(骨格 1 グラムあたりに必要なサンゴのエネルギーが少なくなります)。そのため、基礎要素の濃度をバランスよく高めると、サンゴの成長速度を加速することができます。
リーフアクアリウムでは、褐虫藻の個体数が自然界より多いことがあるため、サンゴ本来の鮮やかな色彩が褐色に変化することもあります。レッドシーのNO3:PO4-Xなどを使い、藻類の栄養塩を細かくコントロールすることにより褐虫藻の個体数を減少させれば、褐色のくすみがなくなり、色素(クロモプロテイン)の生成が促進され、サンゴの発色を良くすることができます。藻類の栄養塩の濃度を下げてサンゴの発色を良くする場合、サンゴにストレスを与えないように、基礎成分の濃度を低め、かつバランスよく維持することが必要となります。
そのため、基礎成分の望ましい濃度は水槽の目的によって異なり、その条件を満たす人工海水と塩分濃度を選ぶ必要があります。また、コンプリートリーフケアのサプリメントを使用すれば、消費された元素を適切に補充できるので、その濃度を簡単に維持することが可能です。
カルシウムによる添加の説明
アルカリ成分を含む36種類の主要元素、中間元素、微量元素はすべて比較的一定の割合で消費されるため、コンプリートリーフケアの添加剤をカルシウムの代わりにアルカリ度を測定し、それを基に投与できるよう理論的に思えるかもしれませんが、これはうまくいきません。
カルシウムと他の 36種類の元素のほとんどは、サンゴの生物地球化学的プロセスによってのみ取り込まれるため、サンゴの成長とカルシウムの消費には直接的な関係があります。
サンゴが骨格を形成するために使用するアルカリ成分となる炭酸塩と重炭酸塩は、水槽水の総アルカリ度の重要な部分となりますが、測定される総アルカリ度には、ホウ酸塩、リン酸塩、フッ化物、ケイ酸塩、硫酸塩、硝酸塩、有機化合物など他の多くのアルカリ成分も含まれています。これらのアルカリ成分は、水換えや給餌、添加剤投与、有機物の蓄積、バクテリア活動の副産物など、サンゴに関係しない多くのプロセスによって容易に影響を受けます。さらに、光合成や硝化のような他の生物地球化学的プロセスも炭酸アルカリ成分を消費します。
アルカリ成分の消費量に基づいて4つの添加剤を投与すると、石灰化によって消費されなかったカルシウムやその他の元素も投与することになります。その結果、カルシウムやその他の微量元素の濃度が高くなり、沈殿の発生やアルカリ度の低下など、水の微妙な化学的バランスが崩れてしまいます。一方、サンゴは体内の石灰化センターで炭酸塩のアルカリ度を調整する能力を持っており、水槽水のアルカリ度のわずかな変化に適応することができます。
コンプリートリ
ーフケアの説明
サンゴの成
長&発色
引き上げられ
た基礎成分
カルシウムによ
る添加の説明
コンプリートリーフケアの説明
コンプリートリーフケアは、サンゴの成長と発色を促進するシンプルかつ包括的な4本の添加剤のプログラムです。週1回のカルシウム測定を基に、4本それぞれの投与量を決めることができます。
コーラルリーフアクアリウムの成功の鍵は、サンゴが必要とする安定した環境を実現するための適切な水質パラメーターを維持することです。これは、レッドシーソルトやコーラルプロソルトなどのバランスの良い人工海水を使いながら、水中のイオンバランスを崩すことなく長期的に使用できるように配合された、完全でバランスの取れた添加剤を投与することで実現することができます。
サンゴの成長&発色
自然の海水に含まれるすべての元素は、最適な水質パラメーターを実現する上で重要な役割を担っていますが、全体の安定性においてより重要な役割を担っている元素が幾つかあります。カルシウム(Ca)、マグネシウム(Mg)、重炭酸塩(HCO3)を含むそれらの元素はリーフ環境の基礎成分と言えます。この 3 つの基礎成分は、水質(pH の安定、アルカリ度、海水のイオン強度)やサンゴの生物学的プロセス(骨格形成、イオン交換、光合成)に大きな影響を与えます。
すべてのサンゴの骨格と軟部組織に存在する微量元素は、海洋生物の何千もの代謝プロセスにおける重要な生体触媒として知られており、また特定のサンゴ色素に直接関係しています。しかし、これらの元素の多くは、自然の海水に含まれるレベル以上の濃度になると有毒となるため、リーフアクアリウムの長期的な成功には、これらの元素を正しく投与することが重要となります。
引き上げられた基礎成分
水中の基礎成分の濃度が高くなると、サンゴ体内での飽和状態が引き上げられ、アラゴナイトの形成が早くなり、このプロセスがより効率的になります(骨格 1 グラムあたりに必要なサンゴのエネルギーが少なくなります)。そのため、基礎要素の濃度をバランスよく高めると、サンゴの成長速度を加速することができます。
リーフアクアリウムでは、褐虫藻の個体数が自然界より多いことがあるため、サンゴ本来の鮮やかな色彩が褐色に変化することもあります。レッドシーのNO3:PO4-Xなどを使い、藻類の栄養塩を細かくコントロールすることにより褐虫藻の個体数を減少させれば、褐色のくすみがなくなり、色素(クロモプロテイン)の生成が促進され、サンゴの発色を良くすることができます。藻類の栄養塩の濃度を下げてサンゴの発色を良くする場合、サンゴにストレスを与えないように、基礎成分の濃度を低め、かつバランスよく維持することが必要となります。
そのため、基礎成分の望ましい濃度は水槽の目的によって異なり、その条件を満たす人工海水と塩分濃度を選ぶ必要があります。また、コンプリートリーフケアのサプリメントを使用すれば、消費された元素を適切に補充できるので、その濃度を簡単に維持することが可能です。
カルシウムによる添加の説明
アルカリ成分を含む36種類の主要元素、中間元素、微量元素はすべて比較的一定の割合で消費されるため、コンプリートリーフケアの添加剤をカルシウムの代わりにアルカリ度を測定し、それを基に投与できるよう理論的に思えるかもしれませんが、これはうまくいきません。
カルシウムと他の 36種類の元素のほとんどは、サンゴの生物地球化学的プロセスによってのみ取り込まれるため、サンゴの成長とカルシウムの消費には直接的な関係があります。
サンゴが骨格を形成するために使用するアルカリ成分となる炭酸塩と重炭酸塩は、水槽水の総アルカリ度の重要な部分となりますが、測定される総アルカリ度には、ホウ酸塩、リン酸塩、フッ化物、ケイ酸塩、硫酸塩、硝酸塩、有機化合物など他の多くのアルカリ成分も含まれています。これらのアルカリ成分は、水換えや給餌、添加剤投与、有機物の蓄積、バクテリア活動の副産物など、サンゴに関係しない多くのプロセスによって容易に影響を受けます。さらに、光合成や硝化のような他の生物地球化学的プロセスも炭酸アルカリ成分を消費します。
アルカリ成分の消費量に基づいて4つの添加剤を投与すると、石灰化によって消費されなかったカルシウムやその他の元素も投与することになります。その結果、カルシウムやその他の微量元素の濃度が高くなり、沈殿の発生やアルカリ度の低下など、水の微妙な化学的バランスが崩れてしまいます。一方、サンゴは体内の石灰化センターで炭酸塩のアルカリ度を調整する能力を持っており、水槽水のアルカリ度のわずかな変化に適応することができます。